なぜシミはできるのか?

シミができる主な要因は以下の4つになります。

  • 紫外線紫外線を繰り返し浴びる
  • ホルモンバランスの変化妊娠や生理によるホルモンバランスの変化
  • 環境的要因精神的ストレスや寝不足、排気ガス、食生活などの環境的要因
  • 皮膚炎のあとニキビ跡や傷後などの皮膚炎のあとが残った場合
  • シミの種類

  • 老人性色素斑

    主に紫外線の影響や肌の老化が原因で引き起こされる一般的に多いシミ。淡いものから濃いものまでありますが、輪郭がはっきりしていることが特徴。

  • そばかす・雀卵斑

    淡い褐色の小さな斑点。主に鼻や頬にかけて発生しやすく、手、背中、肩にできることもあります。そばかすの多くは遺伝的な影響が大きく両親や祖父母など家系にそばかすをもつ人がいると発生しやすいです。

  • 肝斑

    肝斑とは額や頬に左右対称でできる色素斑で、肝臓のような形で現れることからこの名前で呼ばれています。30代~40代女性にできやすく、妊娠時やピル服用時に表れることが多いことから黄体ホルモンの影響が関係しているとされます。

  • 炎症後色素沈着

    皮膚の炎症、損傷後にできる色素沈着。ニキビ、アトピー性皮膚炎、虫刺され、ムダ毛処理後の炎症、火傷、レーザー治療によるダメージによるもの。皮膚が物理的な刺激を受けると、メラニン色素をたくさん作り出し、肌に残ってしまっている状態。皮膚の炎症期間が長くなるほど、色素沈着がひどくなることがあります。肌のターンオーバーの遅い身体によく残りやすいです。

    経過の症状をしっかりとカウンセリング、所見の上で施術可能です。当サロンでは状態を都度、診させていただきながら施術を行っております。

  • 光線製花弁状色素斑

    光線製花弁状色素斑とは、皮がめくれたり、水ぶくれができるような強い日焼けをした後にできやすい色素沈着です。主に両肩から背中にかけて境界がはっきりとした褐色~黒褐色の色素沈着が特徴。普段紫外線を浴びないような人が夏場の海水浴などで日焼け対策をせずに一気に強い紫外線を浴びると、皮膚が火傷状態になり、場合によっては水ぶくれができることも。その後に、適切なスキンケア(皮膚をクールダウンさせるなど)を怠ると、この症状が引き起こされる可能性が高くなります。

    施術後白~灰色に反応することがあります。

    出来て1年未満の施術は不可。

  • 脂漏性角化症

    脂漏性角化症とは、淡い褐色から濃い黒褐色までの色をした盛り上がりのある色素斑をいいます。「老人性イボ」ともいわれます。年齢にともなって皮膚の細胞が変化して発生する皮膚の良性腫瘍で加齢のほかに、遺伝的要因や、紫外線による肌老化が原因だと考えられています。全身どこにでも発生する可能性がありますが、特に顔面、頭部、胸元、背中にできやすい傾向があります。

    施術後白~灰色に反応することがあります。

    突起が大きいものは不可。

  • 真皮メラノサイトーシス

    真皮にメラノサイトーシスという異常細胞が発生して出来たものと言われています。不明な点が多く、現在でも解明されていません。シミとよく似ているので間違われやすいですが、本質は母斑とされています。特徴としては、色は褐色~黒褐色、または灰色がかった褐色で、主に顔面の額、目元、頬に発生し、左右対称(片側だけの場合もあり)になって表れることが多く、シミのように広がった形状をしていることも多いです。

    ピグメンテーションデトックスでは施術できないものになります。